ServoOffsetVstone constructor

説明

ServoOffsetVstone クラスを初期化します。ServoOffsetVstone は ServoOffset クラスを継承し、RobovieMaker2 アクションエディターで生成されたアクションプロファイルからオフセットの微調整値を読み込むことができます。

構文

ServoOffsetVstone myoffset
ServoOffsetVstone myoffset(filename, offset_name)

パラメータ

filename: RobovieMaker2 によって生成された .ini アクション設定ファイルの名前。

offset_name: RobovieMaker2 アクション設定ファイル(RobovieMaker2 で使用可能)内のオフセット微調整値(Offset)の名前。

これらのパラメータの両方を入力すると、ServoOffsetVstone クラスは初期化時に、ファイルからオフセット微調整値を自動的に初期値として読み込みます。ファイルは SD カードのルートディレクトリに配置する必要があります。 86Duino が SD カードにインストールされていない場合、または SD カードにモーション ファイルが含まれていない場合、ファイルの読み込みは失敗します。

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#include <Servo86.h>

 

Servo myservo1;

Servo myservo2;

Servo myservo3;

 

// SDカード上のvstone_offset.ini設定ファイルから、Offset 0という名前のオフセット微調整値を読み込みます。

ServoOffsetVstone myoffset("vstone_offset.ini", "Offset 0");

 

void setup()

{

  myservo1.attach(21);

  myservo2.attach(23);

  myservo3.attach(25);

 

  // 各サーボの中心位置誤差の補正量を設定します

  myoffset.setOffsets(myservo1, myservo2, myservo3);

  

  myservo1.setPosition(1000);

  myservo2.setPosition(1500);

  myservo3.setPosition(2000);

  servoMultiRun(); // 各サーボを回転させます(サーボの中心位置の誤差は自動的に補正されます)

}

 

void loop() {}

参照

- offsets[]
- setOffsets()


ライブラリリファレンスホーム

86Duinoリファレンスのテキストは、Arduinoリファレンスから引用されており、クリエイティブ・コモンズ表示-継承3.0ライセンスの下で提供されています。リファレンス内のコード例はパブリックドメインとして公開されています。