home()

説明

マシンをホームポイントに戻します。
config_HomePins が設定されている場合、マシンはX、Y、Z軸の負方向に移動し、リミットスイッチに接触すると、その位置をホームポイントとして設定します。
config_HomePins が設定されていない場合、マシンは現在の位置をホームポイントとして使用します。

構文

machine.home();

パラメータ

machine: Machine オブジェクト。

パラメータなし。

戻り値

戻り値なし。

マシンの基本パラメータを設定し、マシンをホームポイントに移動します。

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

13

14

15

16

17

18

19

20

21

22

23

24

25

26

27

28

29

30

31

32

33

34

35

36

37

38

39

40

41

42

43

#include "Motion86.h"

 

// マシンオブジェクトを生成します。マシン0~2まで、それぞれ3軸のマシンを最大3台使用できます。

Machine machine(0);

// ステッピングモーターの有効ピン。

int EnablePin = 4;

 

void setup() {

 

  while (!Serial);

  pinMode(EnablePin, OUTPUT);

  // 必要に応じて、動作軸の方向を反転できます。

  machine.config_ReverseDirection(AXIS_X);

  machine.config_ReverseDirection(AXIS_Y);

  // PPU(単位パルス数)は、様々なニーズに応じた仮想的な長さの単位です。

  // この例では、X軸の単位長さは80パルスに設定されており、実際のアプリケーションでは1mmに相当します。

  machine.config_PPU(AXIS_X, 80.0);

  machine.config_PPU(AXIS_Y, 80.0);

  machine.config_PPU(AXIS_Z, 1600.0);

  // 機械動作のソフトウェアリミットを設定します。

  machine.config_PosLimit(AXIS_X, 0, 300);

  machine.config_PosLimit(AXIS_Y, 0, 200);

  machine.config_PosLimit(AXIS_Z, 0, 300);

  // リミットスイッチが原点を設定するために使用するピンを設定します。

  machine.config_HomePins(2, 7, 8);

  // 制御する前に、マシンの電源をオンにする必要があります。

  machine.machineOn();

  // デフォルトの送り速度を設定します。

  machine.setDefaultFeedrate(400);

  // ソフトウェアリミットを開始します。

  machine.enableSoftLimit();

  // ホームポイントに戻るための送り速度を設定します。

  machine.setHomeSpeed(1000, 1000, 200);

  // ステッピングモーターを起動します。

  digitalWrite(EnablePin, LOW);

  // リミットスイッチで定義されたホームポイントに戻ります。

  machine.home();

 

 

 

void loop() {

  //モーション制御コード...

 

参照

config_HomePins()
setHomeSpeed()


ライブラリリファレンスのメインページ

86Duinoの参考資料のテキストはクリエイティブ・コモンズの表示に従っています-Creative Commons Attribution-ShareAlike 3.0 License。参考資料内のコード例はパブリック ドメインにリリースされています。